育児

公立小学校の1年生だけど、塾に行かせたほうがいいの?【学年別、通塾率と費用】

今年から公立小学校に入学。うちの子って塾とか行かせたほうがいいのかな?

こんな風に思っている方は多いはず。

  • どれくらいの人が行ってるの?
  • 費用はどれくらいかかるんだろう?
  • 小学校1年生から塾に行かせたほうがいいの?

今回はこんな疑問にお答えします。

目次は下記の通りです。
気になる項目から飛んでみてください。

公立小学校の1年生だけど、塾に行かせたほうがいいの?【学年別、通塾率と費用】

結論からいうと、低学年のうちは塾よりも「遊びや体験」を重視しましょう。(低学年=小学校1〜2年)

なぜなら、低学年のうちに色んな経験をさせることで、高学年になったときの伸びしろが大きくなるからです。

低学年のうちは好奇心の目を育むこと、それを上手に伸ばしてあげることが大事です。

「学びの面白さ」を知っている子は寄り道しても、学ぶことから逃げません。

なので、お子さんがグングン成長している低学年の時期は色んな体験や経験をさせてあげましょう。

「遊びや体験」とはキャンプに行ったり、プラモデルやレゴ、折り紙、お絵かきもたくさんすることです。

さらに博物館や科学館に行くことはとても効果があると言われています。

あなたが思いつく「子供が楽しむこと」をたくさんやらせてあげることが重要です。

それでも、不安なら通信教育からはじめてみてはいかがですか?これに関しては後に詳しく書いていきます。

基礎力(土台)を安定させておくことも大事ですので、通信教育を少し活用するのも有効です。

塾に行っている人はどれくらい?学年別の割合

みんないつごろから塾に通ってるのだろうか?気になりますよね。

こちらは公立小学校、学年別の通塾率です。

学年通塾率
小126.8%
小231.4%
小339.0%
小440.3%
小545.1%
小651.6%

引用:学習塾白書2020「市場規模 通塾率 平均額の定義」

公立だと小学一年生は26.8%の通塾率です。4人に1人が通っていることになりますね。

小学5年生になると半数近くが塾に通い始めます。これは受験が控えているからです。

塾の費用ってどれくらい?

では、費用はいくらなのか?見てみましょう。月当たりと年間の費用を表にまとめました。


月当たりの費用年間費用
小学1年生5,583円67,000円
小学2年生8,000円96,000円
小学3年生8,666円104,000円
小学4年生9,833円118,000円
小学5年生15,666円188,000円
小学6年生15,583円187,000円
平均10,555円126,666円

文部科学省「平成30年度子供の学習費調査」より
参考URL:https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000031894267&fileKind=0

小学5年生から塾の費用が大きく上がります。これは中学受験のため通塾回数が増え、選択する教科も増えるからです。

ちなみにKUMONでおなじみの公文式は月額7,150円〜です。(1教科の価格)

国語と算数を取れば14,300円/月〜になりますね。

小学校1年生から塾に行かせるメリット・デメリット

では、小学校1年生から塾に通うメリット・デメリットをみてみましょう。

小学校1年生から塾に行くメリット

  • 学校の授業を余裕を持って受けられる
  • 学習の習慣が身につく
  • 勉強に対するモチベーションを保てる
  • 早い段階で塾の雰囲気に慣れることができる

小学校1年生から塾に行くデメリット

  • 学校の勉強をないがしろにする可能性がある
  • 勉強が嫌いになってしまう可能性がある
  • 時間が束縛される

低学年(1〜2年生)のうちは遊びや体験を重視しよう!

低学年のうちは遊びや体験を重視しましょう。

なぜなら、低学年のうちに色んな経験をさせることで高学年になったときの伸びしろが大きくなるからです。

低学年のうちにしっかりした基礎力(土台)を作っておく。高学年になったら、その土台に色んな知識を盛り付けていきましょう。

なので、お子さんがグングン成長している低学年の時期は色んな体験や経験をさせてあげることが大事になります。

これはビジネス界で一番有名な雑誌、プレジデントオンラインの記事にも書かれています。

子どもは楽しくて夢中になれるものに対しては、学びのセンサーが全開になります。

ヒロキくんにとって虫取りは「遊び」でも、目の前にあるいろいろなことに興味を持ち、それを知りたいと行動に移し、自分の知識として蓄えてきた。

このことが、のちの勉強へとつながっていったのです。

「教育熱心な親の子が4年生で潰れる根本原因」「習い事のやりすぎ」は逆効果より一部抜粋

人間の記憶に結びつきが最も深いものは、「五感を通じた記憶」です。

親である皆さんも小学校で勉強したことより「友達と遊んだり、家族とお出かけをしたこと」のほうが記憶に残っていますよね?

低学年のうちは塾や習い事に行くより、キャンプや博物館、科学館にたくさん連れ行ってあげましょう。

家では折り紙やお絵かき、水遊びやレゴなど手を使った遊びをするのもいいですね。

幼少期に「満足がいくまで遊んだ」「納得がいくまでやり遂げた」といった経験をしてきた子は、たとえ途中で壁にぶつかっても「自分ならなんとか乗り越えられる」という強い心が後押しします。そして、ここぞというときに、ものすごい集中力を発揮するのです。

「教育熱心な親の子が4年生で潰れる根本原因」「習い事のやりすぎ」は逆効果より一部抜粋

遊んでいないで勉強しなさい!…そう言いたい気持ちはわかります。しかし、遊びが学習につながるのも事実です。

「学びの面白さ」を知っている子は寄り道しても、学ぶことから逃げません。

通信教育を上手く活用しよう

低学年のうちは遊びや体験を重視しようと伝えました。そして塾はハードルが高いのも事実。価格、雰囲気、送り迎えなど超えなければならないハードルが多くあります。

ならば、通信教育から初めてはいかがでしょうか?

送り迎えも必要なく、教材の質も高い。自分で学習ができるお子さんに向いているでしょう。

「自分で学習できるスキル」は中学、高校に上がるにつれて必要不可欠になってきます。低学年のうちに親が寄り添って自宅で学習する癖をつけさせましょう。

オススメするのはベネッセが提供している【進研ゼミ小学講座】です。

1970年から始まった「進研ゼミ」には約50年の歴史があります。特に通信教育に特化していますので、洗練されたノウハウと教材で子供の「自習」を促します。

皆さんが一度は聞いたことのある「赤ペン先生」はベネッセが特許を持っています。

2020年からはタブレット学習も選択できるようになり、子供がワクワクするアプリがたくさん入っています。

毎日でなくとも「週末だけタブレットを使って学習する」と、あえて焦らすことで、子供はやりたくなったりします。

上手く活用して少しずつ「学習の癖」をつけていきましょう。

まとめ

公立小学校の1年生だけど、塾に行かせたほうがいいの?という疑問に答えてみました。

・塾に行っている人はどれくらい?学年別の割合

小学校1年生は26.8%で4人に1人が通塾しています。5年生から45.1%と約半数が塾に通い始めます。

・塾の費用ってどれくらい?

小学1年生は月々5,583円、小学5年生になると月々15,666円。高学年になると通塾回数と履修科目が増えるので金額が上がります。

・小学校1年生から塾に行くメリット

  • 学校の授業を余裕を持って受けられる
  • 学習の習慣が身につく
  • 勉強に対するモチベーションを保てる
  • 早い段階で塾の雰囲気に慣れることができる

・小学1年生から塾へ行くデメリット

  • 学校の勉強をないがしろにする可能性がある
  • 勉強が嫌いになってしまう可能性がある
  • 時間が束縛される

・低学年のうちは遊びや体験を重視しよう

高学年になったときの伸びしろを大きくするため、「遊びや体験」をたくさんしましょう。

特にキャンプや博物館、科学館に行ったり、家では折り紙やお絵かき、水遊びやレゴなど手を使った遊びをするのも有効。

・通信教育を上手く活用しよう

【進研ゼミ小学講座】を利用して、塾へ通わす前に「学習の癖」をご家庭で育てましょう。

以上、今回は「公立小学校の1年生だけど、塾に行かせたほうがいいの?」という疑問に答えてみました。

今後も「子供の教育」について記事を書いていきますので、遊びにきてくださいね!