運転の悩み

停車中のアイドリングで酔う・ブルブルと細かい振動が嫌【原因と対策】

「停車中のアイドリングで酔ってしまった」という経験はないですか?

車内がブルブルと震えて、細かい振動が身体に伝わり、段々と気持ちが悪くなってくる感覚です。

走行中ならわかるけど、停車中に酔うの?

「走行中の揺れで酔う」というのはよく聞きますが、停車中のアイドリングで酔うというのはあまり聞きませんよね。

今回は「停車中のアイドリングで酔う原因と対策」について記事を書きました。

その前に少し自分の経歴をお話します。自分は一日6時間以上の運転を週5でしています。運転歴は16年で、走った距離は40万kmを軽く超えています。
そんな自分が「通勤や仕事で運転する人の不便さを解消する」をモットーにこのブログを始めました。少しでも皆様のお役に立てば嬉しいです。

停車中のアイドリングで酔う・ブルブルと細かい振動が嫌【原因と対策】

はじめに、なぜ停車中のアイドリングで酔ってしまうのか簡単に解説します。

人間は視覚以外に耳〈三半規管と耳石器〉からも揺れやスピードの情報を脳へ伝えています。

目から入ってくる情報と耳で捉えた情報にズレがあると脳が情報を処理できなくなり、自律神経が乱れて、胃の不快感などの乗り物酔い症状を引き起こします。

「アイドリングで酔う」とは、停車しているのに振動しているというミスマッチから車酔いが発生するのです。

原因〈なぜ車内がブルブルと振動するのか〉

停車中の車がブルブルと振動する原因はアイドリングにあります。アイドリングとは、エンジンは動いているが、車は走行していない状態です。

走行していれば、路面の凸凹とエンジンの揺れがうまく混ざり合って気にならなくなりますが、停車中はエンジンの揺れのみが車内に直接伝わってしまいます。

車が止まっているがゆえにエンジンの揺れがそのまま伝わり、車内がブルブルと震えるのです。

これがブルブルと車内が細かく振動する原因です。

対策

ここでは5つの対策をご紹介します。軽い対策から車の買い替えまで紹介していますので、お財布と相談しながら検討してください。

エンジンを切る

停車が5分以上続くなら、エンジンを停止しましょう。揺れが収まり、気分が良くなります。少しの時間でも効果はありますので試してみてください。

窓を開ける

窓を開けて、新鮮な空気を車内に取り込みましょう。気分が変わることで振動の不快感を軽減できます。

また窓を開けて遠くを見るのも効果的ですね。酔ってしまう前の初期段階で実践しましょう。

クッションを敷く

アイドリングの振動は足元や壁、そして座席から来ます。座席から来る振動はクッションを敷くことで、ある程度減らすことができます。

クッションは分厚いものではなく、薄いものをオススメします。分厚いクッションは運転中に身体が左右にグニャグニャ揺れて腰が疲れます。

今は技術が進歩して薄くても十分クッション性がある製品が出ています。

個人的に使用しているのはこちらになりますので、興味のある方は試してみてください。

マウントゴムの交換

マウントゴムとはエンジンが動かないように支えているゴムのことです。

劣化してくると車内に伝わるエンジンの振動が激しくなったり、エンジン廻りの部品が傷んでしまいます。

車の走行年数が10年や総走行距離が10万kmを目安に交換することが多い部品です。

交換の費用は部品と工賃で5万円くらいです。基本的にはゴムが使われていますが、電子制御など稀に特殊なモノで作られている場合もあるので、ディーラーで見積りを取りましょう。

ハイブリッド車へ買い換える

ハイブリッド車は発進時と時速30km以下の低速走行時は基本的に電気モーターの力で動く設計になっています。

なので、ガソリン車と比べてアイドリング音がほぼ発生しないという利点があります。中速から高速走行時もエンジンでの走行をモーターがサポートするので車内の静粛性が保たれます。

また燃費も向上しますので、ガソリン価格が高騰している昨今では家計を助けてくれるでしょう。

大きな買い物になりますが、検討の価値は十分にあります。

まとめ

今回は「停車中のアイドリングで酔う・ブルブルと細かい振動が嫌【原因と対策】」について記事を書きました。

停車中のアイドリングで酔う原因

「停車しているのに振動している」という錯覚から自律神経が乱れ、身体の不快感が発生します。

アイドリングで車内が振動する原因

車が停車しているのにエンジンが動いているので、ダイレクトに車内にエンジンの振動が伝わります。

対策

  • エンジンを切る
  • 窓を開ける
  • クッションを敷く
  • マウントゴムを交換する
  • ハイブリッド車へ買い換える

参考になりましたか?これからも「通勤や仕事で運転する人の不便さを解消する」をモットーに記事を書いていきますので、よろしくお願いします。